Googleがバージニア州ボトトート郡にデータセンター用地を購入

購入額は約1,400万ドルと報道

Googleは1400万ドルを投じて、バージニア州ボトトート郡のデータセンター開発用地を購入しました。

郡当局は火曜日、グリーンフィールドのボトトートセンター工業団地にある、312エーカーの土地の取引を発表しました。

この土地はすでに工業用地とデータセンター用地に指定されており、ボトトート郡監督委員会(BOS)と経済開発局(EDA)は、Googleとの20年間の課税契約に合意しました。その詳細は、明らかにされていません。

Virginia Businessによると、検索とクラウドの巨人であるGoogleは、この土地に1400万ドルを支払い、400万ドルをボトトートのコミュニティプロジェクトに費やすことに合意したとのことです。

Googleの北米データセンター広報責任者であるAmber Tillmanは、次のように語っています。「私たちは、データセンターキャンパスのような複雑なプロジェクトを実現するために必要な、革新的で協力的なリーダーシップを持つコミュニティを常に探しています。これまでに、ボトトートやロアノーク地域全体と築いてきたパートナーシップについては、楽観的です。私たちは共に、地域全体の経済発展を促進し、ボトトート郡の繁栄するコミュニティを支援し続けたいと願っています。」

同社は、敷地内への公共施設の引き込みにかかる費用を負担します。ボトトートセンターは、冷却システム会社のMuntersなど、さまざまな企業が集まる工業地帯です。

「この変革的なプロジェクトは、ボトトート郡のさらなる経済発展のプレッシャーを軽減し、納税者の負担を軽減しながら、治安や教育といった地域社会のニーズを深く支援し続けることを可能にします」と、ボトトート郡監督委員会のAmy White委員長は述べました。

さらに、「このプロジェクトが、STEMの学生たちに大きな雇用をもたらすなど、長期的な利益をもたらすことを嬉しく思います。このプロジェクトは、私たちが大切にしているボトトートの田舎らしさを壊すことなく、大きな税収をもたらし、進歩と保全の両立を可能にしてくれます。グリーンフィールドのボトトートセンターは、Googleと同郡の将来にとって最適です」と付け加えました。

ボトトート郡は、リンチバーグ市の西に位置し、バージニア州とウェストバージニア州の州境近くにあります。Data Center Mapによると、同郡には現在データセンターはありません。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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