Googleがベトナムのデータセンター計画を検討との報道

ホーチミンにデータセンター建設か

Googleが、ベトナムにデータセンターの建設を検討していると報じられました。

ロイター通信は、この計画に詳しい人物の話を引用し、同社がホーチミン市の近くに、超大規模データセンターを設立することを検討していると報じています。

この施設は2027年に稼動する可能性があると報じられていますが、詳細な仕様は明らかにされていません。

米国の大手テクノロジー企業が、東南アジア諸国でこのような投資を行うのは初めてとなります。

Googleは本誌へのコメントを拒否しました。

Viettel、CMC、VNPTなど現地の通信事業者数社がベトナム全土でデータセンターを運営しています。データセンターマップによると、ベトナムにはホーチミン市、ハノイ、ダナンの3つの市場に22のデータセンターがあります。

NTTはベトナムで既存のデータセンターを展開しており、Edge Centresはホーチミン市で小規模なサイトを運営しているほか、STT GDCは最近ホーチミン市で施設を開発する計画を発表しました。

中国のクラウド事業者であるアリババと、Huaweiもベトナムでのデータセンター開発を検討していると言われています。

ベトナムでは以前、データセンターの所有権を外資系企業に一部49%までに制限していましたが、最近になってデータセンターの外資規制が緩和され、より多くの投資に門戸が開かれる可能性が出てきました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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