エクイニクス、東京第11データセンターを開設

「完成すると、国内で最大規模のエクイニクス・サイトとなる」

世界規模のコロケーション事業者およびインターコネクト・プロバイダのEquinix(エクイニクス)は、 日本で11番目となるデータセンター(TY11)を東京に開設しました。

今回オープンしたTY11のフェーズ1施設は、39,800平方フィートのコロケーションスペースに950架のキャビネットで構成されています。

日本国内で最大規模

すべてのフェーズが完了すると、データセンターは153,800平方フィートのデータセンタースペースに3,500架のキャビネットを収容し、TY11は日本国内最大のデータセンターとなります。それは耐震性と防災対策を備えています。

Equinix の新しい施設は、東京都江東区東部の有明地区にあります。この地区には、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでバレーボールや車椅子バスケットボールのイベントなどで使用される有明アリーナがあります。

Equinixは現在、日本国内に13のデータセンターを運営しており、そのうち11サイトは東京に、2サイトは大阪にあります。日本は、エクイニクスがアジア太平洋地域に展開している42のIBXデータセンターの4分の1以上を占めています。

Equinixのチーフカスタマー兼セールスオフィサーであるKarl Strohmeyer氏は、次のように述べています。「私たちはこの地域への投資と拡大を続けていくことに興奮しています。」

TY11のプロジェクトが最初に発表されたとき、Equinixの北アジア事業統括を務める古田 敬氏は、次のように述べていました。「東京はアジア太平洋地域の主要な金融センターの1つです。彼らは、複数のクラウドへのアクセスと、地域を超えたリアルタイムのデータ転送を求めています。」

TY11の顧客は、Amazon Web Services、Google Cloud、Microsoft Azureなどのクラウドサービスプロバイダーを含む国内外の通信事業者に接続できます。

Data Center Dynamics

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