Kingston, Jamaica

ジャマイカ政府データセンター、380万ドルのアップグレードを実施

プロジェクト開始は2020年

ジャマイカの政府データセンターが6億ジャマイカドル(380万米ドル)のアップグレードを受けました。

eGovデータセンターとして知られるこのアップグレードプロジェクトは2020年に開始され、TIU(Transformation Implementation Unit)によって管理されました。

このアップグレードにより、データセンターのストレージ容量は615TBから1,300TBへと100%以上増加しました。

TIUはまた、eGovの主要データセンターとセント・キャサリンにある災害復旧サイトの両方で、物理プラントを改修し、自動化された管理ツールを導入しました。

Nigel Clarke 財務・公共サービス大臣は、今回のアップグレードについて次のように述べました。「素晴らしいことです。まだまだやるべきことはたくさんあります。しかし、これまで行われてきたことで、政府に大規模な効率性がもたらされ、政府の運営にも安全性がもたらされることが目に見えています。」

ジャマイカ政府(GOJ)のクラウドプラットフォームもアップグレードされ、ユーザーにより多くの容量を提供できるようになりました。

「サービスとしてのソフトウェア、サービスとしてのインフラストラクチャー、サービスとしてのプラットフォームを提供できる効率的なデータセンターがあれば、ジャマイカは勝利します。」

データセンターのアップグレードに加え、TIUはキングストン首都圏全域に約31キロメートルの高速ファイバーを敷設し、約250のMDAを接続しています。

eGovジャマイカのWEBサイトによると、このデータセンターはTier-IIに準拠しており、24時間365日のアクセスとセキュリティを特徴としています。1Uサーバー1台からフルラックまでのコロケーションサービスを提供しています。顧客は自分でラックを用意することも、eGovからリースすることもできます。

ジャマイカのデータセンター市場は小さいです。DataCenterCatalogueはジャマイカに2つの施設をリストアップしています。Caymanas Data CentreととNBC災害復旧サイト、CloudsceneはキングストンのDigicel data centerを紹介しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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