リベリアとCybastionが、データセンターと海底ケーブル設立に関するMoUに調印
国の接続性を改善し、デジタルインフラを強化
リベリアのSara Beysolow Nyanti外務大臣兼内閣部長は、同国のデジタルインフラを強化するため、Cybastion技術研究所との間で覚書を交わしました。
このMoUでは、国の接続性を向上させるため、新しいデータセンターと海底ケーブルの敷設が予定されています。
ケーブルやデータセンターに関する詳細は、明らかにされていません。
このMoUは、先週(9月24日)にタイムズスクエアのウェスティン・ニューヨークで署名されました。これには、Digital Fast Track プログラムと名付けられた5年間の協定の開始が含まれています。
Digital Fast Track プログラム は、デジタル政府サービスの導入、デジタル・インフラの拡大、データ管理の改善、技術格差への対応により、リベリアのデジタル変革を加速させることを目的としています。
Nyanti大臣は次のように述べました。「本日の調印により、Digital Fast Track プログラムの一環として、デジタルサービスの提供について、関係政府機関と技術的な議論を深めていく段階が整いました。」
「リベリア政府は、Joseph Nyuma Boakai大統領のリーダーシップの下、デジタルインフラをARREST(農業、道路、法の支配、教育、衛生、観光)アジェンダに包含される、国家開発目標を加速させる礎石と見なしています。」
Cybastion技術研究所は、サイバーセキュリティとデジタル能力を向上させるため、アフリカ大陸全域で活動してきました。そのプロジェクトには、米国やアフリカの大学との提携による、サイバーセキュリティやデジタルインフラの修了プログラムの開発も含まれています。
創設者であるThierry Wandji博士は、米国政府と協力し、コートジボワール、ニジェール、ブルキナファソ、ベナン、中央アフリカ共和国、ナミビアでデジタルトランスフォーメーション戦略を主導してきました。
Datacenter.comによると、リベリアにはデータセンターはないとのことです。ACEケーブルはリベリアに陸揚げされている唯一のケーブルですが、ここ数カ月間で障害が発生しています。
リベリアでは最近、接続性を向上させ、社会経済開発を推進する試みが行われています。Nokiaは今月初め、iSatアフリカと農村部での接続契約を結び、中国ベンダーのZTEはOrange・リベリアと提携し、同国の農村部に100以上の通信サイトを展開しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。