Meta、新たなAI設計でテキサスとアイダホのデータセンター建設を再開
新設計の初のデータセンター
Metaは、テキサス州テンプルおよびアイダホ州クーナのデータセンター建設を再開しました。
DCDが最初に報じたデータセンター・プロジェクトの世界的な一時停止の中、同社は2022年12月にテンプルでの建設を中止していました。
翌年にかけて、MetaはAIワークロード向け高密度GPU導入をサポートするために、コアデータセンターの設計を見直しました。つまりこれらは、開発が始まる新設計の最初の施設となります。
「Metaはテンプル・データセンターの建設を急ピッチで進めています!これは、次世代のAIシステムをサポートする設計であり、当社の技術を実現するインフラの一部です」と同社は述べています。
さらに「このデータセンターは8億ドル以上を投資し、約100人の雇用をサポートします」と付け加えています。
このプロジェクトでは、JE Dunn Construction のほか、地元業者のRosendin、Brandt Companies、 Peabody General Contractors、 Alamo Structural Steel、Perry and Perry Builders、 CentiMark Corporation、BakerTriangle社らが引き続き協力し、建設ピーク時には1,200人以上の建設労働者が現場で働くことになります。
同様に、同社はクナでも8億ドルの投資と100人の雇用を見込んでいます。HENSEL PHELPS社、ESI社(Engineered Structures, Inc.)、その他の地元パートナー企業との協業も継続し、ピーク時には1,000人の建設雇用が見込まれます。
Metaは、新設計は以前のアプローチより31%コストが抑えられ、建設にかかる時間も半分になると考えています。
Metaのデータセンター・エンジニアリング担当グローバル・ディレクターであるAlan Duong氏は、メタ社の新しいデータセンターの設計についてDCDに対し次のように語っています。「私たちは今、(新)設計を市場に投入しているが、返ってきた反響のようなものは、私たちの予想が実を結んでいるという自信を与えてくれている」
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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