Google がミズーリ州カンザスシティにデータセンターのプロジェクト計画を申請

Googleが米国ミズーリ州カンザスシティのHunt Midwest Business Centerにノースランド初のデータセンター建設計画を提出したとBizJournalが報じています。

このプロジェクト計画は、提案されているデータセンターキャンパスの初期の詳細情報を示しています。キャンパスは4フェーズに分けて開発され、複数の付属建屋を併設し、総床面積は143万5,000平方フィート(1億3,316平方メートル)となる見込みです。

開発される土地は315.3エーカーで、パルヴィン・ロードとアーリントン・アベニューの北東に位置します。

JE Dunn ConstructionとGlobal Earthwork & Undergroundは、KC Downtownersの昼食会でGoogleの計画を機密データセンタープロジェクトとして発表しました。そのプレゼンテーションでは、第1フェーズで500人以上の クラフトワーカー が雇用されることが示唆されました。

なお、各フェーズのスケジュールについて、キャンパスが 年々成長する計画以外はまだ共有されていません。

第1フェーズのデータセンターは、 Parvin Road と Arlington Avenue が交差する位置に建設が予定されており、現在、Shalerock LLC(Google が申請している仮の社名)が71.2エーカーの850万ドルの私有地造成計画と公共雨水管の延長の承認を得ようとしています。

このプロジェクト申請は、同社が2023年9月に行った計画申請に続くもので、区画は2019年と2021年12月の2度の取引を経て購入されました。

都市計画委員会は11月7日に敷地計画の審査を行います。連邦航空局はすでに、11月から2月にかけてこの場所でのデータセンターの建設クレーンを許可しています。

Meta は近隣の Golden Plains Park でキャンパスの開発を進めています。なお、同社はデータセンターに8億ドル以上を投じています。

Googleはテキサス州とネブラスカ州でもデータセンターキャンパスの開発を検討しており、アリゾナ州メサでも開発に着手しています。同社は2006年から2019年にかけて、全米で12カ所のデータセンターを開設しており、その投資総額は約175億ドルに達しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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