マイクロソフトがウィスコンシン州の240エーカーをデータセンター用地に取得
土地はすでにデータセンター開発許可区域に指定
マイクロソフトは、ウィスコンシン州でデータセンタープロジェクト用に、240エーカーの土地を購入しました。
ケノーシャ市は今週、州間高速道路94号線とハイウェイ142号線の北西にある土地を、同社に売却したことを確認しました。
その土地は同社の既存のマウントプレザントプロジェクトの近くにあり、今年の初めに建設が「一時停止」されました。
同社は当時、次のように述べていました。「この第2フェーズでは、初期の建設作業を一時停止し、範囲と最近の技術の変化を評価し、これが施設の設計にどのように影響するかを検討しています」また同社は以前、2026年までにウィスコンシン州に、33億ドルを投資することを約束していました。
今回確定した売却は、同州で再び物事が前進していることを示唆しているよです。ケノーシャの買収は、同社のマウントプレザントへの既存の投資に追加されるものです。
ケノーシャ市のDavid Bogdala市長は、次のように述べました。「今日、マイクロソフトを私たちのコミュニティーに迎えることは、同市にとって変革の瞬間です。この画期的な投資は、イノベーションと経済成長の拠点としての同市の地位を確固たるものにします。雇用創出から地域経済の強化まで、この土地の開発によって生まれるチャンスは、今後何世代にもわたって響いていくでしょう。」
該当する土地では、すでにデータセンター開発を許可する区画整理が行われています。マイクロソフトの計画の詳細は、明らかにされていませんが、2024年11月には、ある企業が同じ土地に4棟のデータセンターキャンパスを申請しています。
申請は、Navix Engineeringによって提出されました。申請書によると、各データセンターは250,000平方フィート(23,226平方メートル)に及び、敷地内に変電所が含まれるとのことです。
Navix Engineeringは、最近Langan Engineeringに買収され、米国40州にわたる複数のハイパースケールおよびコロケーションデータセンタープロジェクトに、土木エンジニアリングサービスを提供してきました。DCDはマイクロソフトに連絡を取り、この申請が同社に代わって提出されたかどうかを確認しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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