Hyderabad

Web Werks、インド・ハイデラバードにデータセンターを開設

Iron MountainとのJVによる3番目の施設

インドのデータセンター事業者であるWeb Werksは、Iron Mountainとの提携による新データセンターをハイデラバードに開設しました。

Web Werks・Iron Mountain Data Centers合弁会社(JV)は今週、テランガナ州の市内に位置するキャンパスでの最初のデータセンター開設を発表しました。

ハイデラバードのコンダプル地域に位置する Tier IIIクオリティのHYD-1データセンターは、120,000平方フィート(11,100平方メートル)の広さで、第1フェーズで5.5MWのIT負荷を提供します。

2022年3月に発表されたこの施設は、当初は同年第4四半期に稼動開始される予定でした。

Web Werksの創業者兼CEOであるNikhil Rathi氏は、次のように述べています。 「ハイデラバードはテクノロジーの中心地であり、インドにおける重要なデータセンター市場に急速になりつつある。Web WerksとIron MountainのJVは、ハイデラバードの接続性に優れたエコシステムを求めるハイパースケールの需要に後押しされ、顧客へ簡単なクラウドおよびキャリアアクセスを提供できることを嬉しく思っている」

また、Iron Mountainのデータセンター・資産ライフサイクル管理担当EVP兼グローバルジェネラルマネージャーのMark Kidd氏は次のように述べています。「HYD-1データセンターは、Web Werks – Iron Mountain JVがこの地域で高まる、接続性とコンプライアンス、持続可能なデータセンターサービスに対する需要に応える助けとなるでしょう。ハイデラバードは、データ駆動型、クラウド、コロケーションサービスに対する強い需要を目の当たりにする新興のデータセンター市場です」

Iron Mountainは、2021年にWeb Werksと合弁会社を設立し、インド全域でデータセンターの開発を進めています。Web Werksは現在、ムンバイ、ナビムンバイ、プネ、ベンガルール(バンガロール)、デリーにデータセンターを有しています。

この中で、ナビムンバイのMUM-2とベンガルールのBLR-1の2施設がJV傘下の施設として稼働中です。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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