
Crusoe、「顧客の要請により」ワイオミング州シャイアンにある1.8GWのデータセンター建設を一時中断
同社は5GW規模の開発パイプラインを強調
ネオクラウドのデータセンター事業者Crusoeは、米ワイオミング州シャイアンで計画中の大規模キャンパス「Project Jade」の建設作業を一時停止しました。
この1.8GWの施設は昨年発表され、将来的には10GW規模まで拡張可能とされていました。Crusoeは、Blackstoneが支援するエネルギー企業Tallgrassと協業してこのプロジェクトを進めていました。
同社は「顧客の要請により、Crusoeはデータセンター開発を一時停止しました」と述べています。顧客名や一時停止の要請理由については明らかにしていません。
一方でCrusoeは、Crusoe Cloud向けに4.9GW分のデータセンターインフラ契約を締結したことも明らかにしました。また、契約済みプロジェクト、テナントとの交渉が進行中のデータセンター用地、開発が進んでいる用地を含めた同社の開発パイプライン全体の容量は、40GWを超えるとしています。
同社のハイパースケーラー顧客向けに契約しているデータセンター開発ポートフォリオは、米国全土にわたる5つのAIデータセンターキャンパスに及んでいます。
旗艦拠点であるテキサス州アビリーンの施設は、当初OracleとOpenAI向けに開発されましたが、遅延の影響により両社がすべての完成を待たずして1.2GWで計画を中止、撤退しました。その後、最終的にはマイクロソフトが同拠点の残りの容量を引き継いでいます。
Crusoeの共同創業者兼CEOであるChase Lochmillerは、次のように述べています。「世界有数のテック企業からのAIインフラに対する需要は、かつてないほど高まっています。当社はこのような需要に応えるための独自の立場にいます。私たちはAIが求める速さで、ビジョンから運用インフラへと移行できるよう、顧客と緊密に連携し取り組んでいます。約5GWに及ぶ契約済み容量は、顧客がCrusoeに寄せてくださった信頼の表れであり、我々はその責任を重く受け止めています。私たちは未来の『AIファクトリー』を構築し、最先端のAIスタートアップから世界最大級のハイパースケーラーや大企業に至るまで、あらゆるAI開発者がその野心に見合うインフラを利用できるよう支援してまいります。」
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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