
NVIDIA、Prologis、EPRI、InfraPartnersが変電所敷地内でプレハブ型データセンターを共同開発
2026年に米国で5件のパイロットプロジェクトを計画
PrologisとNVIDIAは、変電所敷地内でコンテナ型データセンターを展開する可能性に向けて提携しています。
EPRIは今週、Prologis、NVIDIA、InfraPartnersと協力し、分散推論向けに設計された小規模データセンターの研究を行うと発表しました。
各社は、利用可能な送電網容量を持つ電力会社変電所内または近接地に、5〜20MW規模の「マイクロ」データセンターを展開する可能性を評価します。
この協業は、2026年末までに米国内で少なくとも5件のパイロットサイトの開発を目指していますが、詳細は共有されていません。
推論処理の需要に応えるため、各社は小規模かつ分散型の拠点が電力網への負荷をかけずにコンピューティングニーズを満たす方法を検討します。
EPRIのPresident兼CEOであるArshad Mansoorは、次のように述べています。「AIはあらゆる産業を変革しており、エネルギーシステムも増大する需要に対応するため進化し続ける必要があります。今回のPrologis、NVIDIA、InfraPartners、そして電力会社コミュニティとの協業は、今求められる革新的なアクションの一例です。既存の電力容量を活用し、推論処理を必要とする場所に迅速かつ確実に近づけることは、すべての関係者にとってメリットがあります。」
1972年に設立されたEPRIは、独立系の非営利エネルギー研究開発機関です。
Prologisは大手不動産開発・投資企業で、これまで物流・工業系不動産に重点を置いてきましたが、近年はデータセンター部門を拡大しています。
Prologisのシニアバイスプレジデント兼ユーティリティ戦略・エンゲージメントグローバル責任者であるParag Soniは、次のように述べています。「エネルギー需要が増大する中、送電網の信頼性を支え、既存インフラをより有効に活用するソリューションが必要です。今回の協業は、当社の開発力とエネルギーの専門性を活かし、よりスマートで柔軟なインフラを、必要な場所に的確に提供することを目指しています。」
InfraPartnersは、主にソブリンAIに注力する顧客向けに、AIワークロード対応のターンキー型プレハブデータセンターを提供しています。同社は過去にJLLと提携しており、現在はNscaleと協力していることでも知られています。
InfraPartnersの最高技術責任者であるHarqs Singhは、「AIは、現代経済のリアルタイム成長エンジンとなりつつあり、新しいタイプのデジタルインフラが求められています。当社の、AIデータセンターソリューションとEPRIの技術的リーダーシップ、NVIDIAのプラットフォーム、Prologisの全国展開基盤を組み合わせることで、必要な場所に迅速にAIノードを展開することが可能になります。私たちは共に、次の10年のインテリジェントインフラの基盤を築いてまいります」と述べています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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