韓国のKT & Far East Development Corp.がロシアのデータセンタープロジェクトを推進

韓国最大の通信会社KT Corporation(以下、KT)は、Far East Development Corp(以下、FEDC)と覚書(MOU)を締結しました。極東開発公社(FEDC)とMOUを締結し、ロシアでのIDCインフラ建設と健康診断センタープロジェクトを推進します。

FEDCは極東地域の投資誘致・開発を担当しています。BusinessKoreaの報道によると、KTは9月2日から4日までウラジオストクで開催された「第6回東方経済フォーラム」で同公社とMOUを締結しました。

KT社はウラジオストクにIDCインフラを構築し、ロシア企業やロシアに進出した韓国企業、グローバル企業にサービスを提供する予定です。

さらに同社は革新的なデジタルトランスフォーメーション(DX)とICTを組み合わせた健康診断センターを設立・運営する予定です。このプロジェクトは、ロシア極東の医療環境を大幅に改善することが期待されています。

健康診断センタープロジェクトは、韓国保健産業開発院や釜山大学病院など、韓国の医療機関と協力して実施されます。今回のフォーラムでは、KTはロシア最大の銀行ロシア貯蓄銀行(スベルバンク)と健康診断センターの建設で協力するというMOUを締結しました。

KTは海外にデータセンターを建設しようとしています。今年の2月、KTは韓国の土地住宅公社(LH)と提携し、海外にインターネットデータセンターを建設することを発表しました。

両者が締結したMoUでは、KTはLHの海外産業施設にデータセンターを設置し、韓国企業と外国企業の両方にデジタルトランスフォーメーションサービスを提供するとしています。

W.Media (Venkatesh G記者)より抄訳・転載

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