Raxio Groupがコンゴ民主共和国に3,000万米ドルのTier IIIデータセンターを開設

Raxio Groupは、キンシャサに新しいデータセンターを開設しました。3,000万ドルを投じて建設されたこの施設は、コンゴ民主共和国(DRC)で最大級のTier IIIデータセンターであると言われています。

Raxio DRC1として知られるこの新しい施設は、キンシャサの南東に位置するLimeteにあり、広さは1,542平方メートルです。最大400ラック、1.54MWのIT電力を収容できるよう設計されたこの新しいデータセンターは、遅延や接続性に関する課題へのソリューションを提供することを目的としています。Radio DRC1は、Uptime InstituteのTier III認定を受けています。

Raxio GroupのRobert Mullins最高経営責任者(CEO)は、プレスリリースの中で、「当社のキンシャサ・データセンターの開設は、われわれにとって重要な成果であり、コンゴ民主共和国のデジタル状況にとって極めて重要な瞬間です」と述べ、「同国は、アフリカ最大かつ最も急成長している市場の1つで、デジタル製品やサービスに対する潜在的な需要があり、今後数年間で急増すると予測されています」と付け加えました。

Raxio RDCのジェネラル・マネージャーのYannick Sukakumuは、「 サハラ以南のアフリカのコネクティビティギャップを埋めることはもはや夢物語ではありません。それは今まさに実現しており、われわれはデジタルインクルージョンを推進する主要なイネーブラーの1人であることを非常に誇りに思っています」と語っています。

国際金融公社が発表した報告書によると、アフリカのインターネット経済は急速に成長しており、2050年には7,120億ドルに達すると推定されています。

Raxio Groupによるこの投資は、コンゴ民主共和国のデジタル変革計画(Plan National du Numerique)を支援することを目的としています。デジタルサービスへの需要が高まる中、強固で信頼性の高いデジタルインフラがますます重要になっています。この計画は、デジタルインクルージョンを推進し、民間部門の成長を促進し、デジタル化を通じて公共サービスを変革することを意図しています。

2021年にウガンダで最初のデータセンターを開設して以来、同社は今年、エチオピアとモザンビークに進出しました。コンゴ民主共和国での開設は、同社にとって今年4番目の施設の開設を意味し、1.5MWはグループにとってこれまでで最大の初期容量となります。

W.Media (Aurora Tang 記者)より抄訳・転載

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