Colt Data Centre Service、45MWの大阪京阪奈データセンターを発表 フィデリティ/三井ジョイントベンチャーの最初の施設を発表

Colt Data Centre Services(COLT DCS)は、大阪郊外で新しいデータセンターの建設に着手しました。

この42,000平方メートル(452,000平方フィート)45MWの施設は、大阪郊外の「けいはんな学術研究都市」に設置されます。

同社は新施設の建設に着工し、2023年初頭に操業を開始する予定と述べています。

Colt DCSのAPAC担当副社長ポードレイグ・マコーガンは、こう語っています。「この土地の取得は当社にとって新たな一歩となり、当社のハイパースケール戦略の勢いを示しAPACにおける当社の足場を固めるものです。」

「けいはんな学術研究都市として研究開発の指定地域となっているこの土地は、当初はデータセンター事業者が購入することはできませんでした。しかし、京都府から多大なご支援をいただき、今回の取得が可能となりました。」

7月には、日本の大手コングロマリット三井物産と投資会社のフィデリティが、フィデリティ傘下のColt DCSが運営する超大規模データセンターを日本に建設するための合弁会社を設立しました。

三井物産のコーポレートディベロップメント本部金融事業部長 和歌伸介は 、以下のように述べています 。「FidelityおよびColtとのパートナーシップのもと、開発・運営していくデータセンターの第1号案件となる京阪奈プロジェクトの地鎮祭を迎えられたことを、大変喜ばしく思っております。弊社は、FidelityおよびColt DCSとのパートナーシップをますます深化・拡大させ、当該ジョイントベンチャーの成長に貢献していきます。」

今週Coltは、 中国の7つの取引所をマーケットデータサービスのポートフォリオに加えたと発表しました。 客さまは香港証券取引所(HKEX)のコロケーションファシリティから直接、上海証券取引所(SSE)、深圳証券取引所(SZSE)、中国金融先物取引所(CFFEX)、鄭州商品取引所(ZCE)のマーケットデータサービスにアクセスできるようになります。また、2021年Q3には上海先物取引所(SHFE)、大連商品取引所(DCE)、上海国際エネルギー取引所(INE)が追加される予定です。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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