ラウンドロック市議会がデル本社に隣接するSwitchデータセンター用地の区画変更を承認
米国テキサス州のラウンドロック市議会は、デル・テクノロジーズ社のグローバル本社に隣接する土地を、データセンター用地とする区画整理を承認しました。
この区画に建設が予定されているSwitch社の「The Rock」データセンターは、150万平方フィート(14万平方メートル)の広さを誇り、同社と新たな隣人となるデルとの間で拡大しつつあるパートナーシップの一環となります。
審議会は、2つの区画(合計35.71エーカー)を商業用C-1から計画的一体開発(Planned Unit Development)に変更することを全会一致で承認しました。同市では、データセンター用特定ゾーンを定めていません。
ラウンドロック計画・区画整理委員会、計画・開発サービス部長のブラッド・ワイズマン氏が、議会の席で「これは、その土地の使用許可を明確にするもので、基本的にはデータセンターを許可するためにカスタマイズされたゾーニング地区を作ることになる」と述べたと、地元紙「 Community Impact」は報じています。
この2つの区画はデルの施設の両側に位置します。これは、Switchとデルが共同で米国内でのフェデックスの拠点にエッジデータセンターの構築を行った後に設けられました。
Switchは、テキサス州でも事業の拡大を行っており、現在テキサス州のデータセンター企業であるData Foundryの4億2,000万ドルでの買収を進めている最中です。
The Rock及びData Foundryの約60MWの施設を合わせると、Switchはテキサス州で185,000平方フィートのスペースと185MWの電力容量を運営することになります。
Switchの創業者兼CEOであるロブ・ロイ氏は、先月この施設の計画を発表した際、次のように述べていました。「これは、当社の成長にとって、地理的な多様性を米国の中央地域にさらに拡大するための、新たな変革のマイルストーンである。デル・テクノロジーズのグローバル本社に隣接していることは、既存および今後のSwitchの顧客に、世界最先端のデータセンターインフラを提供する機会を広げることになる」
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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