Tencentクラウドが、米国、インド、香港でデータセンターを新設
続いて、タイ、ロシア、そして日本でも新設の計画
中国のインターネット大手Tencentは、新たに4つのクラウドデータセンターを開設しました。うち2棟は米国に、インドと香港には1棟ずつです。
競合であるAWSやMS Azure、そしてAlibabaクラウドに対抗するために、同社は、米国のシリコンバレーやバージニア州、インドのムンバイそして香港といった、大都市にあるデータセンター数を42施設まで増強しようとしています。
成長を続けるTencentクラウド
Tencentは昨年シリコンバレーを皮切りに、既に米国でのクラウドサービスを提供しています。バージニアの新施設は、物理的かつ機能的に世界でも指折りのデータセンター密集地域のど真ん中に開設されました。
香港において、Tencentは昨年1棟目のデータセンターを開設しましたが、これは金融業界専門のサービスを提供することになるでしょう。
デジタルサービスにますます依拠するようになって、Tencentにとっても十分成長の余地があるインドのムンバイに1棟目のデータセンターを開設しました。同様に、中国のライバル企業Alibabaクラウドも、1月にムンバイに最初のデータセンターを開設しました。
Tencentが次に睨むのは、タイ、ロシア、日本での新棟開設です。
今年初め、同社は中国南西部の重慶市に新たにデータセンターを開設しました。この施設は、地元の製造業者へサービスを提供する他、同社が手がけるSNSアプリWeChatをパスポートや婚姻登録、出生登録などといった行政的な目的に使用できるようにします。
– Data Center Dynamics
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