
Vodacomがモザンビークのマプトにデータセンターを開設
2500万ドルの投資
携帯電話事業者のVodacomは、モザンビークのマプトにデータセンターを開設しました。
マトラのTchumeneに位置し、2500万ドルのこの施設は、2023年10月に建設を開始しました。
施設の詳細な仕様は公表されていませんが、国内最大規模になると言われています。
キャリアニュートラルなこのデータセンターは、マトラにあるVodacom Mozambiqueの設備室でホスティングされている、2Africa海底ケーブルへの直接アクセスも提供します。
発表会には、Benvinda Levi首相が出席し、次のように述べました。「モザンビークには現在18のデータセンターがあり、このたび開設されたVodacom Mozambiqueのデータセンターもそのひとつです。このデータセンターの設立は、わが国のデジタルトランスフォーメーションにおける重要な前進です。」
同社は、2013年にマトラにモジュラーデータセンターを設置しました。
2023年5月、Vodacom Mozambiqueはマプトで商用5Gサービスを開始し、今後数年で国内の他の地域にも5Gサービスを拡大する計画です。
昨年11月の時点で、同事業者はモザンビークで1,000万人以上の顧客にサービスを提供していると報告しています。
Vodafoneは、タンザニア、コンゴ民主共和国、レソト、ナイジェリア、ケニアとエチオピアのSafaricomなど、他のアフリカ市場でもVodacomの名前で事業を展開しています。
iColoとRaxioは、ともにモザンビークのマプトに進出しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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