GridAI、Amp Zと提携しAIデータセンター群にエネルギー最適化プラットフォームを展開

北米のAIデータセンターにエネルギー最適化ソフトウェアを導入予定

エネルギーオーケストレーション(最適化)企業のGridAI Technologiesは、AIデータセンター開発会社のAmp Zが、昨年11月に締結した拘束力のない意向表明書(Letter of Intent)で以前に名称非公開であったハイパースケールインフラ企業であることを明らかにしました。

この合意により、GridAIはAmp Zが北米で計画しているAIデータセンターキャンパス群のポートフォリオ全体に対して、自社のエネルギーオーケストレーションおよび最適化プラットフォームを展開します。これらの開発計画は、今後5〜10年で合計5GW以上の容量になると見込まれています。

提案されている取り組みでは、GridAIはバッテリー式エネルギー貯蔵システム、分散型およびオンサイト発電、再生可能エネルギー統合、送電網接続インフラなど、現地および送電網に接続されたさまざまなエネルギー資源を統合的に管理します。同社によれば、このプラットフォームはこれらのリソースを単一の運用システムに統合するよう設計されており、データセンターが電力を迅速に確保し、信頼性を向上させ、コストやカーボン排出量を管理するのに役立つとしています。

Amp Zは現在、AIワークロードを運用するハイパースケーラーテナント向けの大規模な電力供給キャンパスを開発中です。GridAIによれば、同社はこれらのキャンパス全体で、各拠点に展開されたエネルギー資源のパフォーマンスや供給量に応じた定期的な運用収益を得る役割を果たすとしています。

今年2月、Amp Zはテキサス州東部に2.1GW規模のデータセンターを建設する計画を発表しました。同社によれば、現在は合計3.8GWの電力供給能力を持つ3つの拠点を開発中で、さらに4.7GW分に相当する4つの追加拠点についても「慎重な検討」を進めているとしています。

これについて、GridAIのCEOであるMarshall Chapinは、「今回の発表は、昨年11月に初めて紹介した戦略的提携関係を明らかにするものであり、Amp Zは当社のオーケストレーションプラットフォームが支援することを目的に設計されたAIインフラ開発企業の典型で、電力戦略をデータセンター開発の中心中核として位置づけています」と述べました。

さらに同氏は、「AI需要の加速に伴い、政策立案者やグリッドオペレーター(送電網運営事業者)は、ハイパースケールの拡張が一般消費者を保護する民間資金によるエネルギーソリューションと組み合わされることをますます期待しています。GridAIは、これらのキャンパスが現代の電力網の中で運用しながら、迅速に拡張できるよう支えるオーケストレーション層を提供します」と付け加えました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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