HPE、豪MWA望遠鏡向け小型スパコンを提供
HPEは、オーストラリアのMurchison Widefield Array (MWA)電波望遠鏡に向けたスーパーコンピュータクラスタを提供します。
今回の200万豪ドル(130万米ドル)規模の導入は、ポージースーパーコンピューティングセンターにおける7000万豪ドル(46百万米ドル)のスーパーコンピュータ更新に先立ち実施されます。
アレイ用のクラスタ
ポージーの新たなMWAクラスタは、最新のIntel Xeon Gold 6230 CPUを156基、最先端のNvidia V100 GPUを78基備え、より多くの高帯域幅メモリ、内部高速ストレージ、およびノードあたりより多くのメモリを搭載する。」と PawseyのエグゼクティブディレクターのMark Stickells氏は語っています。
546テラフロップスの性能を誇るMWAクラスタは、Pawsey施設内の2ラックに導入されます。このスーパーコンピューティングセンターは、オーストラリアの国家科学機関であるCSIRO、カーティン大学、エディスコーワン大学、マードック大学、西オーストラリア大学による非合弁会社です。
「研究者として、この新しいインフラが私たちの研究を加速し、より迅速な科学的発見につながり、MWAを将来の科学や技術、そしてスクエア・キロメートル・アレイ(SKA)の運用上のテストベッドとしての継続利用機会を提供する機会を与えてくれることに興奮している。」と、MWAディレクターのMelanie Johnston-Hollitt教授は言います。
MWAおよびASKAP望遠鏡は、世界最大の公共科学データプロジェクトである スクエア・キロメートル・アレイ の前身です。それには合計パフォーマンス250ペタフロップスの性能を持つ2台のスーパーコンピュータが必要とされています。
Data Center Dynamics
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