EquinixのJeremy Mickler、OpenAIの土地開発責任者に就任

コロケーション大手でデザインディレクターを務めた人物

Jeremy Micklerは、OpenAIの拡大中の社内データセンターチームに加わり、同社が進める「Stargate」プロジェクトの構築を支援することになりました。

MicklerはEquinixで約10年勤務し、直近ではグローバル設計・建設チームのデザインディレクターを務めていました。コロケーション大手であるEquinixは、世界中で270以上のデータセンターを運営しています。

「この転機は大きな感謝とともにあります。私をここまで導いてくれた人々、挑戦、成長、そして業界を前進させるという共通の信念に対してです。」

「この新しい役割では、次世代のGPU規模のデータセンターがどこでどのように実現できるのかを形づくる機会があることにモチベーションを感じています。ランドデベロップメント(土地開発)は、ビジョンが現実と交わる場所であり、私たちが今日下す選択は、地域社会、インフラ、そして未来の可能性に長年影響を与えることになります。これは意義深い仕事であり、その役割を担えることを誇りに思います。」

同氏は、自身の役割について「GPU規模の数十億ドル規模のプロジェクトのリスクを低減し、効率的な提供を加速させること」だと述べています。

OpenAIは、米国内で複数のStargateメガクラスターを開発しているほか、Crusoe、Vantage、Relatedなどのパートナーとともに、世界各地でも複数のプロジェクトを進めています。

Micklerの入社は、OpenAIにおける著名なデータセンター人材の採用の一環です。これまでにも、Appleのデータセンターエンジニアリングディレクター、AWS Trainiumのリード機械・熱エンジニア、Cloudflareのキャパシティエンジニアリング&分析部門のディレクター兼責任者、MetaのAIコンピュート&ストレージサプライチェーン責任者、Googleのデータセンターインフラ設計担当TPM (Technical Program Manager), DeepMindのエンジニアリングマネージャー、Teslaの熱エンジニアおよびマネージャー、さらには機械学習エンジニアなどを含む、多くの著名なデータセンター分野の人材が加わっています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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