ソフトバンク、2024年1月に3Gサービス終了へ
ソフトバンク株式会社は、2024年1月31日をもって3Gサービスを終了することを明らかにしました。
同社は、3Gサービスの提供を終了する各国の通信事業者の仲間入りをすることになります。
ソフトバンクは声明で、利用者に対し、3Gサービスを利用している場合は、代わりに4Gまたは5Gプランに移行する必要があると伝えています。なお、同社は2002年から3Gサービスを提供してきました。
3Gサービスの廃止に伴い不要となる周波数帯は、4Gや5Gといった同社の他の通信サービスの開発に充てられます。
ソフトバンクは、3Gプランを利用しているすべての顧客に個別に連絡し、切り替えの意味について概要を説明するとしています。
各国の動き
イタリアではTelecom Italia(TIM)が3Gサービスの完全切替を発表し、ポーランドではT-Mobileが2023年末の全国的な完全切替に先立ち、3Gサービスの切替を準備しています。同事業者によると、Swietokrzyskie Voivodeshipの4つの地域ですでに試験的な停止を完了したとのことです。
一方、南アフリカ共和国の通信相であるKhumbudzo Ntshavheni氏は、2025年までに2Gおよび3Gネットワークを停止する計画について説明し、ニュージーランドでは、Vodafoneが4Gおよび5Gサービスの全面展開後、2024年から3Gの切り替えを開始する予定であると述べています。
また、英国のモバイル事業者4社は、2033年までにすべての公共2Gおよび3Gネットワークを切り離すことに一斉に合意しており、最近ではTele2 Estoniaが2025年までに3Gサービスを停止する計画を詳述しています。
一方、ベルギーでは、通信規制当局が、複数のベルギー事業者が保有する 2G および 3G の周波数帯免許を年末まで延長しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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