NTTがインド・チェンナイにMISTケーブルを陸揚げ

NTTがインド・チェンナイに海底ケーブルを陸揚げしました。

NTT Global Data Centersが確認したところによると、MIST海底ケーブルがインド東海岸のタミル・ナードゥ州に位置する同市に陸揚げされました。

8,100kmのMIST (Myanmar/Malaysia India Singapore Transit)ケーブルシステムは、シンガポール、マレーシア、ミャンマー、タイ、そしてインドを結んでいます。NTTは2023年2月に同ケーブルをムンバイに陸揚げしています。

NECが建設する海底ケーブルシステムは、2019年10月に初めて発表され、同年12月に着工すると伝えられていました。当初は2022年に開通する予定でしたが、現在の予定では2023年後半にケーブルが開通する見込みです。

Orient Link 合弁会社には、NTTのほか、日本のICTと郵政の海外展開のための基金株式会社、WEN Capital Pte Ltd.が参加しています。

ケーブルは、マレーシアのモリブ、シンガポールのチュアス、タイのサトゥーンに陸揚げされる予定です。

チェンナイは、インドにおける主要な陸揚げ地です。同市には現在、5本のケーブル(BBG、i2icn、SeaMeWe-4、Tata TGN-Tata Indicom、チェンナイ・アンダマン・ニコバル諸島ケーブル)があり、さらに2本(IAXとSING)が計画されています。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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