Digital RealtyがAtlasEdge社に出資、新CEOを任命
DRのEVP ジュリアーノ・ディ・ビタントニオ がAtlasEdgeのリーダーに
DigitalRealtyはAtlasEdge に投資し、その幹部の一人が CEO としてAtlasに加わることになります。
Liberty Globalと Digital Colony(現 DigitalBridge)は、今年初めにジョイントベンチャーとして AtlasEdge を設立し、Digital Colony の エッジ資産とLibertyの不動産ポートフォリオを統合して、欧州全域で 100 の エッジデータセンターを運営しています。
Digital Realtyは今週同社に「戦略的投資」を行ったことを発表しました。投資額は明らかにされませんでしたが、この取引は年内に完了する見込みです。
同時に、同社の戦略・事業部門担当EVPであるジュリアーノ・ディ・ビタントニオが、2022年1月よりAtlasEdgeのCEOとして加わることになりました。
Digital Realtyは、欧州全域で展開している「ラストマイル・ネットワーク・リーチ」を有するAtlasEdgeはエッジ戦略にとって「理想的なパートナー」であると述べています。
Digital Realtyの CTOクリス・シャープは、次のように述べています。「AtlasEdge は欧州全域の企業にとって重要なパートナーとして急速に成長しており、この重要な地域のニーズを満たすため、また市場の発展に合わせて当社のエッジ戦略を進めるために、同社と提携できることを嬉しく思います。当社のグローバルなエッジ戦略には世界中の主要なプレーヤーとの提携が必要で、AtlasEdgeが独自の資産と強固な市場地位をもって当社と歩んでもらえることを期待しています。また、当社のグローバル戦略に大きく貢献してきたジュリアーノが、今後のAtlasEdgeの有望な成長軌道をリードしてくれると大いに期待しています。」
加えてビタントニオは、「Digital Realtyの顧客との関係や業界をリードするイノベーションの発展と強化に貢献できたことは光栄でした。今後も同社と共に仕事をし、その比類なきデータセンターの専門性を活用してAtlasEdgeの成長を後押しできることを楽しみにしています」と述べています。
AtlasEdgeはLiberty Globalのデータセンターを引き継ぎ、Liberty Globalの事業会社のうち、イギリスのVirgin Media、スイスのSunrise-UPC、ポーランドのUPCなどがアンカーテナントとして入居しています。
元 Interxion の CFO である ジョシュ・ジョシ が AtlasEdge の Executive Chairman を務め、Romonet の共同設立者ザヒール・リムブワラ が COO を務めています。ロン・フイズマンはLiberty Global から CFO として入社しました。AtlasEdge の営業担当 SVP には、Interxion の元インターナショナルシニアディレクター、ダニエル・トーマス が就任しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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