Equinixが香港データセンターの少数株主持分を売却か
米コロケーション大手Equinixが、香港データセンターの少数株主持分の売却を検討していると報じられています。
ロイター通信によると、同社はCitigroupに売却を依頼し、資産価値を約20億ドルと評価したということです。
この件に詳しい関係者の話を引用すると、Equinixは「人工知能による需要急増に乗じる」ために、香港のポートフォリオの25%の売却を検討しているとのこと。
Equinixの広報担当者がロイターに語ったところによると 「Equinix香港は、当社のグローバルな顧客基盤にとって重要な相互接続ハブとしての役割を果たしています。お客様が安心して香港で事業を展開できるよう、将来の成長に向けた投資を続けていきます。」
Equinixは香港で5つのデータセンターを運営しており、いずれも独立した敷地内にあります。同社の2023年第4四半期決算プレゼンテーションによると、同社は5拠点すべてをリースしており、HK2-5はすべて安定化資産として計上されています。
今年初め、Vantageは香港のポートフォリオ売却の可能性を探っていると言われて、香港で施設を運営するGlobal SwitchとAirTrunkは、いずれも買い手を探している最中です。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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