GDS、国際部門の株式売却を交渉中
Hillhouse Capital、Boyu Capital、CDH Investmentが買い手として関心
中国のオペレーターGDSが国際事業の株式売却を検討していると報じられました。
Bloombergは、事情に詳しい関係者の話として、オルタナティブ・アセット・マネージャーのHillhouse Capital、Boyu Capital、CDH Investmentsが、GDS Holdings Ltd.の中国国外でのデータセンター事業への投資について協議を進めていると報じています。
今後数週間のうちに、総額5億ドルから6億ドルの投資について合意に達する可能性があると言われています。他の投資家も取引に参加する可能性があると言われています。
GDSの長期投資家であるHillhouseの代表はBloombergのコメント要請に応じず、Boyu、CDH、GDSもコメントを求められたが回答しませんでした。
GDSは2006年に設立され、上海、北京、深圳、広州、成都、香港で数十のデータセンターを運営しています。同社はマレーシアでも、ジョホール州にあるYTLの新キャンパスとヌサジャヤ・テックパークで施設を開発しています。また、インドネシアのバタム島とシンガポールにもキャンパスを展開しています。
GDSは2016年に新規株式公開で約2億ドルを調達して以来、ニューヨークで取引されています。2020年には香港に上場し、GDSは約149億香港ドル(19億ドル)を調達しました。
STT GDCは同社の主要投資家です。
GDSだけでなく、Hillhouse はJD.comのインフラ資産管理部門にも投資しています。
2002年に設立されたCDH Investmentsは、中国に特化したオルタナティブ投資ファンドマネージャーです。プライベートエクイティ、ベンチャーキャピタル、クレジットに特化し、運用資産は210億ドルを超えます。2022年には、国内データセンター・ファンドのために20億人民元(3億1,000万ドル)を調達しました。同社は以前、中国の事業者Vnetの買収に関心を持っていました。
2010年に設立されたBoyu Capitalは、中国のプライベート・エクイティ・ファームです。投資先にはアリババが含まれます。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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