OVHcloudがホステッドプライベートクラウド及びNVMe企業買収を発表

新たなクラウドは複数データセンターで大容量ストレージをサポート

OVHcloudは、ホステッド・プライベートクラウドサービスを発表しました。 また先週、 NVMe インターフェース仕様を専門とするストレージソフトウェア会社の米Exten Technologiesの買収も発表しました。

新たなホステッド・ プライベートクラウド サービスは、パフォーマンス、セキュリティ、データの分離を要求する大規模組織向けに設計されています。

Extenを使用すると、よりコスト競争力の高いブロックストレージソリューションの構築及び提供が可能になるとOVHcloudは主張しています。尚、買収金額については公表されていません。

ストレージ満載のクラウド

新たなホステッド・プライベートクラウドサービスは、幅広い7つの標準ホストを提供し、48GBから768GB RAMまでのVMware vSANテクノロジーに依存する3つの新しいハイパーコンバージドホストを備え、クリティカルアプリケーションにとって申し分のないパフォーマンス向上とレイテンシ短縮を実現します。 OVHcloudは世界中に7ヶ所データセンターを保有していますが、それらに最大6TBのデータストアを提供します。またサービスには、最大25Gbpsのプライベートおよびパブリックネットワークアクセスが含まれます。

発表によると、クラウドはVMware標準に基づいており、「完全な技術的可逆性」を保証しています。これは、データを元に戻し、必要に応じて別の場所への移動を保証する事のようです。これは数年前に英国の技術ジャーナリストであるJack Schofield氏が述べた第一法則「データを取得する方法を正確に理解できない限り、データをプログラムに入れない」という要件を最も単純な形で設定しています。

このサービスには、vCenter、vSphereバージョン6.7(Enterprise Plusライセンス)、vSAN、NSXなど、さまざまなVMwareソフトウェアが含まれています。 Hosted Private Cloud Premierは、VMwareのvRealize Operationsブリックも統合し、インフラ監視やキャパシティ・プランニングへのアクセスを容易にします。

OVHcloudのサービスでのストレージの強調は、同社のストレージ関連企業の買収戦略で理解できます。先週買収したExtenは、ローカルのNVMeドライブをフォールトトレラントな容量を持つフレキシブルな共有プールに置き換える分散ストレージプラットフォームを専門としています。これは、データベース、映像処理、データ分析など、パフォーマンスを重要とするワークロードの改善を意味します。

今後Extenのスタッフは、OVHcloudの米国部門に吸収されます。テキサス州オースティンを拠点とするExtenは、NVMe over Fabrics(NVMe-oF)ストレージソフトウェア関連で20以上の特許を申請しています-

先月、OVHcloudは、Object Storageを専門とするフランスのOpenIOを買収しました。この買収により、機械学習やAIが必要とする大量のデータのストレージを補完すると述べています。Exten同様、OpenIOのスタッフもOVHcloudに参加しました。

「世界的にデータ量は18か月毎に倍増しており、150万の弊社顧客の主な懸念はストレージ問題であると認識している」

OVHcloudのCEO、Michel Paulin氏は、次のように述べています。「OpenIOの買収により、最高のインフラストラクチャと市場で最も魅力的な価格の1つを活用し、拡張性の高い製品の提供を目指していく」

Data Center Dynamics

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