Eaton、中国・江蘇省 Ryan Electricalの株式49%を買収

南通に拠点を置く乾式変圧器に特化した企業

今週、Eatonは中国の配電・副変圧器メーカーである江蘇省Ryan Electrical社の49%の株式を買収したと発表しました。

取引の条件は公表されていません。

2007年に創立され、江蘇省南通市に拠点を置くRyan社は、乾式変圧器に注力しています。Eaton社は、Ryan社の製品は再生可能エネルギーデータセンター、公益事業、産業市場において広く利用され、顧客に認められていると述べました。

Eaton社 、電気部門アジア太平洋地域社長の Howard Liu は 「 Ryan社の高品質な製品と Eaton社のグローバルな流通の強力な組み合わせにより、アジア太平洋地域および世界中の顧客により良いサービスを提供することが可能になります」と 述べています。「私たちは共に、様々な用途において、より多くの再生可能エネルギーと電気コンテンツへの移行のためのソリューションを提供するために、有利な立場に立つことができるでしょう。」

昨年の江蘇省の売上高は1億ドルで、スイッチギア、乾式・油式変圧器、配電盤などの製品ラインアップがあります。

乾式変圧器(別名:鋳造樹脂式変圧器)は、回転部分がない固体で、変圧器のコイルを冷却するために通風を利用します。油入変圧器や油浸変圧器は、変圧器を冷却するために油を使用します。

昨年、Eaton社はRoyal Power Solutions社の 電気・電力部品メーカー を6億ドルで買収しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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