American TowerがMTN Nigeriaのタワー契約を獲得

2025年にIHS Towersから事業継承予定

MTN Nigeriaは、American Tower Corporationが2025年にIHS Holdingからナイジェリアのタワー事業を引き継ぐことを確認しました。

株式提出書類の中で、MTNはナイジェリアにおけるタワー契約の再交渉を行っており、IHSがサービスを提供していた約2,500のネットワークサイトのリースが2024年と2025年に期限を迎えると述べています。

ナイジェリアはMTNにとって最大のモバイル市場であり、今年3月の数字によれば7,670万人以上の加入者を誇っています。

2014年、ナイジェリアの9,000以上のタワーの運営をIHSに移管することで合意しました。

MTNは、タワー資産を運営するための入札で寄せられた入札を検討した結果、既存の契約が失効したため、IHSではなくAmerican Towerを選んだと述べています。

しかし、Bloombergによると、昨年6月にMTNがIHSとの間で南アフリカにある5700カ所以上のタワー資産を売却リースバックする契約を結んで以来、両社の関係はぎくしゃくしていたようです。

同誌によると、MTNは現在、同社が26%を保有するタワー会社と、ガバナンスの問題をめぐって株主間紛争を起こしています。

American Towerについては、同社はアフリカ事業部門ATC Africaを通じてアフリカで強い存在感を示しており、ナイジェリア、ガーナ、南アフリカ、ウガンダ、ケニア、ニジェール、ブルキナファソに拠点を置いています。

昨年、ATC AfricaはAirtel Africaと複数年、複数製品の契約を結び、ケニア、ニジェール、ナイジェリア、ウガンダに通信拠点を提供し、Airtelのネットワーク展開をサポートしました。

しかし、同社は今年に入り、独自の紛争を抱えており、先月にはサイトリース料の支払いを怠ったとして、Telkom Kenyaをタワーインフラから切り離したと報じられています。

今年に入り、ウガンダの電話会社Smileが、同社のネットワークを違法に切断し、15ヶ月のサービス停止を引き起こしたと非難していました。ATCはすぐにこの主張に反撃し、電話会社に対して法的措置を取ると威嚇しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。