Cyxtera社に6件の買収意向書が届く

少なくとも6社がデータセンター事業者Cyxtera(シクステラ)の買収を真剣に検討しているようです。

苦境にあるCyxteraは、継続的な損失に加え、債務の満期が迫っているため、今月初めに連邦破産法第11条の適用を申請したばかりです。 現在、同社は買い手または新たな出資者を探している状況です。

 Dgtl Infraが最初に報じたところによると、最近の破産文書を元に、同社は売却や 出資の可能性のある数十の企業に接触しているとのことです。

Cyxteraの最高再建責任者であるEric Koza氏は、「申立日の時点で、Cyxteraは潜在的な投資家と37の秘密保持契約を締結し、全社ベースで潜在的な投資家から6件の意向書を受け取っている」と述べています。

なお、どの企業が意向表明書を提出したかについては明らかにされていません。 同社の破産手続きのスケジュールによると、最終入札は7月19日までに提出され、遅くとも9月22日までに裁判所が最終結果を確認することになっています。

Cyxteraは2021年にSPACを通じ上場を果たしました。 同社は31億ドルの取引で、ナスダック上場のStarboard Value Acquisition Corp.(SVAC)と合併しました。 しかし、1年も経たないうちに、同社は再び株式非公開を目指すと囁かれていましたが、現在も買収する企業を見つけることができずにいます。 今年初め、債務の満期を迎え、同社は再び買い手を探しているとの報道が浮上しました。

このコロケーション事業者は、世界29の市場で合計245MWの60以上の施設を運営しており、そのポートフォリオの大部分はリース物件で占められています。

破産申請書によると、Cyxteraは、金利やエネルギー価格を押し上げたインフレやマクロ経済の変動による「大きな逆風」に直面したと記されています。

金利の上昇により、Cyxteraの資金調達債務にかかる年換算の支払利息は、2022年第1四半期の3590万ドルから2023年第1四半期の7570万ドルへと増加しました。同社は現在、2024年4月と5月に満期を迎える10億ドル強の債務を有しています。

Cyxteraは、Keppel、Digital Core REIT、Mapletree Industrial Trustなどが所有する施設にテナントとして入居しています。 その他のデータセンターの債権者には、Digital Realty、Menlo Equities、Iron Mountain、Sabey、IPIが含まれます。

同社は現在、ワシントンにあるServerfarm所有のデータセンターと、オランダのアムステルダムにあるCyrusOne所有の施設のリース拒否を求めています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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