China Mobileが1,000社以上のパートナー獲得、データセンター投資拡大

世界最大の移動体通信事業者 China Mobileは、主要パートナーが1,000社を超えた今、コンピューティングパワーの供給源とその使用方法を多様化する計画です。

北京に拠点を置くChina Mobileの副社長であるLi Huidi氏は、会議の中で、ワイヤレスキャリアはコンピュータパワーの供給、使用、サービス方法に多様性を持たせ、コンピュータの効率的な性能を促進し、コンピュータを社会にとって水や電気のように便利にする予定であると述べました。

China Mobileは、メタバース、人工知能、モノのインターネットなどの最先端技術に必要な追加のコンピュータを集めるために、北京・天津・河北地域と長江デルタ地域に極めて大規模なデータセンターを建設しています。

さらに、中国科学院の計算技術研究所や深圳のPeng Cheng Laboratory(鵬城実験室)とデータセンターのインフラ構築で協業しています。

また、中国の2大携帯電話会社であるChina Unicom GroupとChina Telecommunications Groupも、貿易、物流、ヘルスケア、産業インターネットの分野でデジタル変革を追求する企業を支援する取り組みを強化しています。

さらに、Shanghai Smart City Development InstituteのChen Yanfen所長はYicai Globalに対し、通信事業者の責任はデジタル化時代において、通信技術からインターネット技術、そしてさらにデータ技術へと移行し、よりデータベースになっていくと語りました。

従来、China Mobileは主に企業向けに接続、高速インターネット、携帯電話サービスを提供してきましたが、デジタル時代には、企業と一緒に生産、マーケティング、管理を行えば、足場を固め、チャンスをつかむことができるかもしれないとChen氏は付け加えています。

さらに、Yang Jie会長によると、第6世代ワイヤレスネットワーク、次世代光通信、その他の最先端技術のブレークスルーを達成するために、China Mobileは科学技術革新への取り組みを強化するとのことです。

Yang氏は今後、China Mobileは情報サービスの領域を拡大し、5G、処理能力、データミドルプラットフォームの新しいインフラを構築するとともに、アプリケーションシナリオを広げるために新しい情報サービスシステムを構築すると述べています。

W.Media(Hazel Moises)より抄訳・転載

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