Parallel Wireless、アフリカで1500サイトにOpen RAN導入

全部で8カ国に及ぶ

Parallel Wirelessはアフリカで1,500サイトにOpen RANを展開しました。

米国を拠点とするOpen RANのスペシャリストである同社は今週、ナイジェリア、タンザニア、ギニア・コナクリ、ガーナ、南スーダン、ウガンダ、コンゴ民主共和国、マラウイでハイブリッドネットワークを展開したことを発表しました。

通常1つのベンダーによって支えられている従来のモバイルネットワークとは異なり、Open RANは複数のベンダーが協力してモバイルネットワークを構築することを推進しています。

Parallel Wirelessは、農村部では2Gと3G、都市部と郊外では2Gと4Gに注力してきたと述べています。

「当社の広範で複雑な展開が成功したのは、この地域に精通し、経験を積んできたことが、これらの地域における複雑な環境上の課題やリソースの不足を克服するのに役立ったからです」とParallel Wirelessのグローバルセールス担当副社長であるYisrael Novは述べています。

「これらの地域全体に最新のネットワークを拡張し、複数の技術を活用することで、多くの人口がより強力なネットワークを体験し、信頼できる接続性の新時代を迎えることになります」

Ericsson 、ノキア（Nokia） 、Mavenir Telecom などのベンダーは、Open RAN のアイデアを推進しており、Vodafone 、Orange 、AT&T などの通信事業者は、Open RAN ネットワークを展開、または構築する計画の概要を発表しています。

分析会社のCounterpoint Researchによると、通信事業者は10年後までに300億ドル以上をOpen RANに投資すると予想されています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。