NokiaとNvidia、AIモバイル・ネットワークで提携
広範だが漠然とした提携
通信事業OEMのNokiaは、GPUの寵児Nvidiaと提携し、AI対応の無線アクセスネットワーク(radio access network:RAN)ソリューションの開発を計画しています。
NokiaのanyRANイニシアティブの一環として、両社はクラウドネットワーク技術を開発し、AIがどのように業界に革命をもたらすことができるかを探求します。
両社は、レイヤー2+処理にNvidia Grace CPU Superchipsを使用するCloud RANソリューションに取り組みます。Nokiaはまた、AI-RAN構築に向けた初期段階として、AIアプリケーションとvRANアクセラレーションにNvidia GPUを使用します。
Graceスーパーチップは、GPUとNeoverse V2 CPUリファレンス・アーキテクチャに基づくNvidiaのArm CPUを組み合わせたものです。
Nokiaのモバイル・ネットワーク担当プレジデント Tommi Uittoは、「これは、Nvidiaとの重要なコラボレーションであり、人工知能が我々の業界の将来においていかに変革的な役割を果たすことができるかを探求するものです」と述べています。
Nvidiaのテレコム担当SVPであるRonnie Vasishtaは、次のように述べました。 「Nvidiaの高度なコンピューティングのパワーをNokiaのプラットフォームに導入することで、より高性能でエネルギー効率の高いCloud RANソリューションが実現します。」
「さらに、AIが業界全体で前例のない変革の機会を生み出す中、Nokiaとの協業により、無線アクセスネットワークにおけるAIを活用したイノベーションが深まり、電気通信の運用効率が向上します。」
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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