ロシアRostelecomが停止、ルーターのエラーを非難

ロシア国営の通信事業者Rostelecomが本日、広範囲にわたる障害に見舞われ、全国的なオフライン状態となり、政府のWebサイトも停止しました。

デジタル通信省は、ルーターの誤動作により約30分の間停止したことを非難しましたが、ISPはTwitterの速度を遅くするように言われたためだとしています。

ロシアISP間の自己検閲?

停止したウェブサイトには、クレムリン、安全保障理事会、ドゥーマ(ロシアの国会)、および経済開発省が運営するものが含まれていました。

Rostelecomは、この問題はTwitterに対する新たな制限措置とは無関係であり、これは障害の少し前に発表されていたものであると主張しています。通信代理店のRoskomnadzorは、あらゆるモバイル端末と非モバイル端末の半数においてTwitterの通信速度を落とすようISPに命じました。

Roskomnadzorは、Twitterが違法なコンテンツを含む3,000を超える投稿を削除していないと主張しています。Twitterは現在、他のネットワークとともに、子供たちに違法な抗議に参加するよう促す投稿を削除しなかったとして訴えられています。

現在、ロシア政府への抗議運動が増加する中、更に制限が行われるインターネット法が制定されようとしています。

Data Center Dynamics

原文はこちら

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。