規制当局、ギニアのMTN本社を閉鎖
規制当局がギニアの通信事業者MTNの本社を閉鎖したと報じられました。
Ecofin Agencyによると、MTNの本社は税金、手数料、ライセンス料の未払いを理由に、12月の最終週にPost and Telecommunications Regulatory Authority(ARPT: 郵便・電気通信規制局)によって閉鎖さたとの事です。
これは、MTNが過去数年間模索してきた、市場からの撤退の可能性を示唆するものです。
MTNは昨年、ギニアビサウ、ギニア・コナクリ、リベリアの通信事業部門の売却をめぐってAxian社と交渉を進めていました。尚、この3部門は昨年、合計でグループの年間収益の1.6%しか貢献していませんでした。
この南アフリカの通信事業者はギニア国内で約24%の市場シェアを持ち、69%のOrangeに次ぐ第2位の通信事業者です。
MTNは主要市場に重点を移そうとしており、イエメン、シリアからも撤退し、最近ではアフガニスタンからも撤退することで合意していました
MTNは19の市場で2億9,200万人の利用顧客にサービスを提供していると主張しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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