Virgin Media O2、英国で2025年までに3Gネットワーク廃止へ

2033年までに2Gを廃止

Virgin Media O2は、2025年に3Gネットワークを停止することを明らかにしました。

同通信事業者は、この動きによって4Gと5Gネットワークのアップグレードが可能になり、エネルギー消費を削減し、顧客に強化された速度と信頼性を提供できるようになると述べています。3Gネットワークのスペクトラムは4Gと5Gサービスに再配分される予定です。また、2033年までに2Gサービスを停止することも明らかにしました。

同社によると、このサービス停止は全国で段階的に実施され、2033年までにモバイルネットワーク事業者が2Gと3Gを停止するという英国政府の予想に沿ったものだということです。

Virgin Media O2は、同社の3Gモバイルネットワークが昨年ネットワークで使用された全データの4%未満であったものの、同社の総エネルギー消費量の11%を占めていたと指摘しました。

同通信事業者によると、3Gの切り替えは、2040年までにネット・ゼロを達成する計画への貢献となります。

Virgin Media O2のCTOであるJeanie York氏は、「3Gはかつて、電気通信事業者にとって、顧客に新たな機会をもたらすエキサイティングな新展開でした。

「しかし、最高のモバイル接続を提供するためにネットワークを進化させ続ける中で、3Gを切り離し、より高速で信頼性が高く、効率的な4Gと5Gサービスに注目し、投資を集中することが、顧客、ビジネス、環境にとって正しいことであることは明らかです」 と述べています。

York 氏は、Vodafoneは今後18ヶ月間、影響を受ける顧客に最新情報を提供すると付け加えています。

Vodafoneはすでに英国で3Gサービスの停止を開始しており、来年には同サービスを全面的に停止する予定です。Threeは来年末までに3Gサービスを終了する計画を打ち出しています。

今夏初め、BTグループのチーフ・ネットワーク・オフィサーであるGreg McCall氏はDCDに対し、同社は来年第1四半期から3Gネットワークの廃止を開始すると述べています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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