TNM、マラウイで初の5G実証実験

中国のベンダーHuaweiのサポートを受け

Telekom Networks Malawiは、同国で初めて5Gサービスを試験的に提供する通信事業者となったと発表しています。

マラウイ通信規制庁(MACRA)の承認を受け、今週の初めに国内の2カ所で5G基地局の稼働を開始したことを確認しました。

同社によれば、これらのアクセスしやすい場所にある5G試験サイトは、まずブランタイヤのクロックタワー・モール(ムワイワツ病院の向かい側)と、リロングウェのビング国際コンベンション・センターに設置されています。

またTNMのCEOであるMichel Hebertは、4Gのユーザー体験を向上させるため過去2年間に通信事業者がパケットコアネットワークのプラットフォームの近代化に500万ドルを費やしたと述べています。

また、同社の5G展開のパートナーは中国ベンダーのHuaweiであることが確認されました。

Hebert は、今回のTNMの5Gネットワークが、50MHzの周波数で1サイトあたり最大600Mbps、100MHzの周波数で1サイトあたり最大1.2Gbpsのインターネット速度をサポートすると主張しています。

同社のCEOは、TNMがスマート農業、自動採掘、ロボット工学、IoTをサポートする物流や製造のための基幹通信や大規模なIoT接続などの分野へサービス範囲を拡大する上で、5Gが極めて重要になると付け加えています。

TNMは、1996年に既存のMalawi Telecommunications Limited(MTL)とTelekom MalaysiaのJVとして設立され、マラウイでは第2の大手事業者で、市場シェアは42%、契約者数は160万人となっています。

また、同国の主要な通信事業者は、Airtel Malawi Limitedとなっています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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