NTTドコモ、JTOWERと通信鉄塔売却で合意

対象は1,552基

NTTドコモは、通信鉄塔インフラの共有化を促進することを目的とした取引の一環として、JTOWERと新たな基本取引契約を締結しました。

NTTドコモはこの契約により、170億円(1億1,400万ドル)で1,552基の通信鉄塔の所有権をJTOWERに譲渡することを発表しました。ドコモはその後、JTOWERから鉄塔をリースすることになります。

ドコモは昨年、日本初のインフラシェアリング会社として2012年に設立されたJTOWERに、同社のタワー6,002基を売却することで合意しました。

ドコモは今回の合意により、同社の5G通信網構築をサポートし、ネットワーク運用のさらなる合理化が可能になると述べています。

ドコモは声明の中で、前回の合意に触れ、2023年6月末時点で約2,400基の鉄塔の譲渡を完了したと述べています。

「両社はこれらの取り組みを通じて、より効率的な設備投資とタワーテナントの運営費削減を実現し、5G通信網の早期整備を推進することを目指す」と、ドコモは声明の中で述べています。

「両社はまた、インフラの有効活用を通じて環境負荷を低減し、持続可能な社会の実現に貢献していく」

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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