ユナイテッド航空がStarlinkのWiFiサービスをフライトで無料提供へ

サービスのテストは来年初頭に開始予定

ユナイテッド航空は、SpaceXの子会社であるStarlinkと提携し、同社の主力およびリージョナルフライトに無料の機内WiFiサービスを提供しています。

同航空会社によると、今後数年間で1,000機以上の航空機に同サービスを導入する予定であるとのことです。

ユナイテッド航空は来年早々にテストを実施し、2025年後半には最初の旅客便でサービスを開始する予定です。

ユナイテッド航空のScott Kirby CEOは、次のように述べています。 「地上でできることはすべて、35,000フィート上空にあるユナイテッド機の機内で、世界中のどこでもすぐにできるようになります。」

「この接続性により、すべての座席で、より優れた機内エンターテイメント体験の扉が開かれます。当社の革新的な企業文化は、今回もお客様に大きな成果をもたらしています。」

Starlinkは以前、ハワイアン航空と同様の機内接続契約を結んでいます。

このサービスは、昨年、遅延により計画通りに進めることができなかったため 、今年初めに開始されました。

SpaceXの子会社であるStarlinkは、薄型の電子操縦式アンテナを使用しています。

airBaltic、Zipair Tokyo、JSXを含む多くの航空会社もStarlink Aviationを選択しています。JSXのEmbraer ERJ全機にはすでにこのシステムが搭載されています。

SpaceXと、プライベート機のプロバイダーであるJSXとの契約は、最大100機までのサービスをカバーしています。JSXは現在、77機の30人乗りEmbraer jetsを保有しています。

また、米国の航空会社デルタ航空は、  Hughes Network Systems  を選択し、独自の機内WiFiサービスを提供しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。