セントヘレナの光ファイバーネットワークプロジェクト、まもなく作業開始と政府発表
セントヘレナ政府(SHG)は、同島に建設が予定されている光ファイバーケーブルプロジェクトの最新情報を提供し、作業開始の準備がほぼ整ったことを明らかにしました。
SHGからは正確な時間枠は提示されていませんが、先週(3月14日)の最新情報では、今週土曜日(3月25日)に多くのプロジェクト関係者が到着する予定であることが明らかにされています。
また、今月末には、コンテナ船「MV Maria da Paz」によって、プロジェクトの資材や機材がセントヘレナに到着する予定です。
このプロジェクトは光ファイバーネットワークを提供するもので、島内の最も遠隔地にあるいくつかの地域をつなぐものです。
光ファイバー網の設計・構築は、昨年11月に政府と契約を結んだ国内企業Maestro St Helena Ltd.が担当します。
同社はブラッドリーズに拠点を置き、新しい光ファイバー網を所有することになると政府は付け加えています。
Mark Brooks財務・インフラ・持続可能な開発担当大臣は、次のように述べています。「このプロジェクトは、今後何世代にもわたって島に大きな影響を与える重要なプロジェクトであり、島内での動員活動が効果を発揮し始めたことを非常に喜ばしく思います。SHGとマエストロの関係者とともに、水面下でかなりの作業が進められており、間もなく広い範囲で工事が始まるものと思われます。」
南大西洋に位置するセントヘレナは、世界で最も遠い島の一つで、アフリカ南西部の海岸から西に2,000km近く離れています。
イギリスの海外領土であるこの島には、約4,500人の人々が住んでいます。
セントヘレナには、昨年9月に正式に開通したGoogleの海底ケーブルEquianoが接続される予定になっています。同国は、ケーブルの9つの分岐点の1つで、ケーブルはポルトガルから南アフリカまで15,000kmに及びます。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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