コロナ禍と供給懸念の中、Broadcomのデータセンター向けチップ需要が急増

半導体およびインフラソフトウェア企業のBroadcom(ブロードコム)は、業界全体が成長する中、同社のデータセンター向け製品群に対する需要が増加したと発表しました。

同社は、第3四半期の収益を67億5,000万ドルと予想しており、キャンセル不可の注文を受けることで、年間供給量の90%をすでに完売したと述べています。同社は、慢性的なチップ不足がパニック的な購入によって悪化していることをこの決定の理由としています。

同社のホック・タンCEOは、決算説明会で「ネットワーク部門の収益は前年同期比で10%成長し、当社の半導体売上の32%を占めた」と発表しました。

「ハイパークラウドや通信事業者からの追い風があったが、企業からの逆風で一部相殺された。スイッチの売上は、400G以上のプラットフォームやハイパークラウドデータセンター向けのTridentおよびTomahawk3の好調な立ち上がりが主な要因となり、前年同期比で30%増加した」

ブルームバーグの分析によると、次の四半期に予想される67億5,000万ドルは、アナリストの平均予想である65億9,000万ドルを上回っているようです。

タン氏は同メディアの取材に対し、「当社の複数の最終市場における強力な半導体需要により、半導体の売上高は前年同期比で20%増加した」と述べています。

今月初め、Bank of AmericaのVivek Arya氏は、「AVGO(Broadcom)は、5Gやデータセンターなどのトレンドが牽引した成長市場でリーダーシップを発揮し、高い利益率と強力なFCF(フリーキャッシュフロー)により、良い状況にあると考えている」と述べています。

「AVGOは企業の回復が始まっていることについても強調しており、これは INTC(インテル) にとってプラスになるはずだ」

しかし、Broadcomは、費用と時間のかかったQualcommの買収失敗から依然として立ち直っておらず、また、同社の顧客であるAmazon Web Services(AWS)が独自のネットワークチップの構築に投資していることで、今後の収益を失うリスクも抱えています。

Data Center Dynamics

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