ルネサスの半導体工場、火災以前の88%の生産能力まで回復

3月に火災に見舞われたルネサス エレクトロニクスの半導体工場は、現在も復旧作業が続いています。

火災の損傷を受けたN3那珂工場は、火災発生前との比較で88%のチップ生産能力まで回復したようです。

最悪のタイミングでの操業停止

去る3月19日、茨城県ひたちなか市のN3棟でメッキ装置が発火し、火災は約5時間半にわたり続きました。これにより、装置23台のほか、給水・空調設備なども被害を受けました。

延焼面積は600平方メートルで、クリーンルーム全体の約5%でした。

同社はその後4月17日に一部操業を再開しました。代替装置は5月27日までに納入され、6月中旬にはフル稼働での生産が再開される見込みとなっています。

ルネサスは、この火災事故に伴う減産のために1か月で約170億円の損失を計上しました。この施設は、世界的な半導体不足が続く中、既に150万台の生産減が見込まれていた自動車市場への半導体供給に貢献していました。

今年に入り、米国テキサス州で発生した大寒波に伴う停電事故により、サムスン電子も工場の閉鎖を余儀なくされ、300mmウェハーの生産にも影響を及ぼした。

Data Center Dynamics

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