T5がシリコンバレーの旧Appleデータセンターを取得

T5 Data Centersは、カリフォルニア州サンノゼ、ニューアークにあるデータセンターを取得しました。このデータセンターは、128,000平方フィート(11,900平方メートル)、17MWの電力容量を備えています。

同社は以前のオーナー企業を「フォーチュン100の企業」と表現していましたが、このシリコンバレーの施設の画像を見る限り、以前Appleが所有していたデータセンターのそれと一致しています。

あのニューアークではない

T5のプレジデント兼CEOのPete Marin氏は、次のように述べています。「T5のライフサイクルソリューションを国内のトップデータセンター市場の1つに提供できることをうれしく思う」

「新たな施設は、業界内最高クラスの開発ソリューションのショーケースになるだけでなく、米国内で最も供給が制約されているデータセンター市場でT5に確固たる地位をもたらす」

同社は、更に32.1MW、180,000平方フィート(16,800平方メートル)のサイト拡張を計画しています。データセンターは、可変負荷、再生可能ソーラーソリューション、およびN+1の機械式冷却など、柔軟なデータホールを備えています。

施設の住所については公開されていませんが、同社から提供された画像(写真は原文参照)を見る限り、39800 Eureka Driveのデータセンターと一致しています。

この施設はもともと通信事業者MCI WorldComが建設を進めていましたが、その後WorldComは財政難に陥り施設は完成することはなく、最終的には2002年に会計スキャンダルの中で破産が宣言されました。

その後、サイトはStream Realty Partners社により買い取られ、2006年にほぼ完成したデータセンターを推定4500万ドルから5000万ドルでAppleに売却しました。Apple施設に関する求人サイト上でのレビューは2020年3月の時点で存在し、サイトは2020年のサステナビリティレポートでも参照されています。おそらくAppleはテナントとして残ると考えられています。

施設のセールスドキュメント上のサイトに関する追加情報では、施設は2009年に拡張され、26,000平方フィートが追加されたと記載されています。

全体で、サイトは1平方フィートあたり196.7Wをサポートする75,760平方フィートの ホワイトスペース 、3,700トンの蒸発冷水冷却を備えています。

Data Center Dynamics

原文はこちら

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