Verizon Media、2800万ドルを投じてデータセンター拡張
Verizon Mediaが、ニューヨーク州ロックポートにある自社データセンターについて、2800万ドルを投じて拡張することを発表しました。このデータセンターは2013年までYahooが所有していましたが、その後Verizonが買収し、Oathという子会社に合併されました。その後、子会社の名称はVerizon Mediaに変わっています。
7000㎡におよぶこのデータセンターの建設は、数ヶ月以内に始まるようです。そして2019年末までには、建設の第一段階となるラックなどの設置をする予定です。
作業が完了して、データセンターが稼働し始めると、今回の拡張への総投資額は2億4100万ドルほどになる予定です。この10年間で、Verizonは同地に5億ドル以上を投じ、合計200ほどの雇用をもたらしてきました。
ロックポートにあるデータセンターは全てVerizon社が所有しており、その中には2010年に開設されたYahooのデータセンターや、2013年に開設された同社二つ目のデータセンターも含まれています。
Verizonは現在、同地の建材や機器にかかる売上税の支払いを免除されており、計画要項(planning application)によれば、拡張に際して1730万ドルほど抑えることができているようです。
ロックポートの担当者であるPaul Bonaro氏は以下のように話しました。
「投資するたびに評価がありますが、それは流動的なものです。この投資力をもって、どこか別の土地に行く可能性は常にあります。現在のところ、わが社はロックポートでの成長を目しており、その手助けを求めています。」
Data Center Dynamics
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