米バージニア、プリンスウィリアム住民、データセンターからのひどい騒音に苦情

バージニア州北部の住民団体から「もうたくさんだ」という声

米国バージニア州北部プリンスウィリアム郡の住宅所有者と市民団体が、データセンターから継続的に発せられるひどい騒音に苦情を申し立てています。

プリンスウィリアム郡のHOA(住宅所有者協会)RoundtableとマナサスのGreat Oak HOAコミュニティは、郡監督委員会に対し、「24時間365日何の規制もなく」継続する「極度の産業騒音」に対して強く抗議する声明を発表しています。

地元団体は、産業騒音が「近隣に猶予なく押し寄せている」とし、一昨日午後2時から行われた監督委員会の会合で、騒音を記録したビデオと音声を再生しました。

住民団体は、少なくとも2018年からあったデータセンターの騒音に関する苦情が、最近になって地元政府に今後のデータセンター開発を拒否させたアリゾナ州チャンドラーでの事例について指摘し、状況を緩和するために理事会の迅速な行動を求めています。

「”プリンスウィリアム “は、住民の健康と幸福を守るためにチャンドラーが行ったことを検討する時期に来ている」と、同団体の声明は述べています。

同団体は、特にマナサスにあるアマゾンのTanner Wayデータセンター・キャンパスからの騒音に反対しています。アマゾンは現在マナサスで建築工事を行っていますが、抗議者らによると、止めてほしい騒音は、データセンター施設の上にあるエアコンの連続音だとしています。

この騒音は、「291戸の一戸建てからなるGreat Oak住宅地を圧倒している」と抗議者らは話しています。

プリンス・ウィリアム郡理事会は、これらのデータセンターが建設された1989年の条例で、空調の騒音を特に規制の対象から除外しています。

「その結果、郡はデータセンターの冷却装置が発するいかなるレベルの騒音も制御する法的能力を持たず、食欲を失ったペットを含め、現在睡眠不足やその他の医療関連の問題に苦しんでいる近隣住民に苦痛を与えている」

同団体は7月7日にアン・ウィーラー特別委員長に警告し、7月12日にはスタッフに騒音問題を研究するよう伝えたが、抗議者らは委員長の行動がデータセンターに直接対処できておらず、「Great Oakで起きているような住民が直面している当面の危機」にも対処できていないとしています。

同団体は、理事会が騒音問題に取り組むまで、プリンスウィリアム郡でのデータセンター認可の停止を求めています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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