Amazonがバージニア州マナサスに100万平方フィート超のデータセンターを計画

Amazonが米国バージニア州マナサスの空き区画に、4棟のデータセンターを建設する申請を行いました。

この80エーカーの土地は、プリンスウィリアム郡(PWC)のアシュトン通りとサドリー通りの間に位置し、マナサスモールに隣接しています。

長い間、家族の農場として使われてきたこの土地は、現在、Lewis Percival Ashby Jr.の遺産として所有されており、AmazonはPWCの計画委員会に対して、区画整理、包括的計画の修正、特別使用許可の申請を行っています。

この土地は、データセンターの許容範囲を拡大した郡の「データセンター・オポチュニティ・ゾーン・オーバーレイ地区(Data Center Opportunity Zone Overlay District)」の外側にありますが、このオーバーレイ地区は現在、地元当局によって拡張の再検討が行われています。

「本物件の南西側、アストン通りを挟んでデータセンター・オポチュニティ・オーバーレイ地区がある。本物件までは拡張されていないものの、データセンター開発やインフラへのアクセスという点では、Vulcan Quarryと本物件の間に大きな違いはない」と申請書にはこう記されています。

同社は、この敷地内に2階建てのデータセンター4棟と変電所の建設を提案しています。各建物の総床面積は、256,500平方フィート(23,800平方メートル)となる予定です。

Prince William Times紙によると、郡のプランナーが現在、Amazonの申請を検討しているといいます。尚、この申請に関する公聴会はまだ予定されていません。

Amazonは、マナサスをはじめ、アッシュバーン、シャンティリー、ヘイマーケット、マクネアなど、バージニア北部に多数のデータセンターをすでに所有しています。Amazonは、今回の申請以外にも、この地域での事業拡大を計画しています。

同社は最近、フォーキエ郡ウォレントンにデータセンター建設の申請を行いました。同社は、40エーカー以上の土地を購入したいと考えています。ただし、データセンターの建設を許可するように町の規則を変更した場合に限ります。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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