Cyxtera 破産申請にもかかわらず、DC REITは堅調に推移
シンガポールに上場するDigital Core REIT Management Pte Ltd (以下、DC REIT)は、同社の2番目の主要顧客である米国Cyxtera Technologies(以下、Cyxtera)が日曜日に破産申請を行ったにもかかわらず、堅調に推移しています。
同社は月曜日、Cyxteraの破産申請のニュースを受け、業績への影響は軽微であると説明し、投資家を安心させました。 DC REITのテナントが破産を申請するのは、2022年に同社の5番目に大きなテナントであったSungardが行っており、今回が2例目となります。
DBS Group Researchは4月、CyxteraがKeppel DC REIT(以下、KDC REIT)、Mapletree Industrial Trust(以下、MIT)、そしてDC REITのテナントであることを取り上げました。DBSによると、Cyxtera はKDC REITとMITの収益に占める割合は2~3%に過ぎないが、DC REITの収益には32%貢献しているとしています。
2021年12月06日にシンガポール証券取引所のメインボードに上場したDigital Core REITは、世界最高クラスのピュアプレイ上場データセンター所有・運営会社であるDigital Realtyがスポンサーを務めるシンガポール唯一のピュアプレイデータセンターREIT(「S-REIT」)です。
W.Media ( Shenton Gomez記者 )より抄訳・転載
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