オランダのクラウドコミュニティがウクライナのデータセンターやIT企業らを支援
無料サーバー、バックアップ、DDoS防御を含む
オランダに拠点を置くホスティング、クラウド、インターネットサービスのプロバイダーを支援する団体は、そのメンバーがウクライナのIT企業を支援する意向であることを明らかにしました。
Dutch Cloud Communityは、ウクライナのホスティングおよびクラウド企業、地方および国の政府、IT企業らに対し、無償の支援を受けるために連絡を取るよう促しています。
Dutch Cloud CommunityのディレクターであるSimon Besteman氏は次のように述べています。「我々のメンバーは、まとめて、バックアップ、仮想サーバー、ウェブサイトのホスティング、メールサービス、DDoS対策、IPv4スペース、Discordサービス、データセンターサービス、その他様々なサービスを依頼者に無償で提供しています」
「私たちに連絡すれば、支援を申し出ているオランダの企業の中でリクエストを調整します」
ただ、各社はDDoS対策には協力するが、DDoS攻撃やサイトのハッキングについては協力しない、と付け加えています。「我々は法律を破ることはできない 」とBesteman氏は言います。
ウクライナの企業は、ukraine[at]dutchcloudcommunity.nlにて連絡を取ることができます。
先週、ポーランドのデータセンター企業Beyond.plも同様の申し出を行い、同社は難民の就職支援や、必要とする人々に予備のオフィススペースの提供を行うとしています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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