AWS、ロシアとベラルーシでの新規顧客受付を停止

世界最大のクラウド企業Amazon Web Services (AWS)は、ロシアとベラルーシでのサービスへのアクセスを制限する予定です。

同社は週末にこの決定を下しましたが、The New York Timesがこの動きを報じるまで、公には認めていません。

同社広報担当のDrew Herdener氏は、「現在の出来事とロシアにおける不確実性と信用不足を考慮し、現時点ではロシアの新規AWS顧客を受け入れていない」と述べています。

AWSは以前、ロシアでデータセンターを運営しておらず、ロシア政府とは協力しないという既存のポリシーを持っていることを強調していました。

今回の動きは、インターネットバックボーン企業のCogentがロシアから撤退し、ライバルのLumenがサービスを縮小したことに続くものです。Cisco、Google、マイクロソフト、Oracleも、Apple、Netflix、Sabre、Ericsson、PayPal、Mastercard、Visaと共に、同国での業務を停止しています。

コンテンツ配信ネットワーク(CDN)、エッジ、ウェブインフラの企業であるクラウドフレアとアカマイは今週、ロシア国民がインターネットにアクセスする必要があると主張し、ロシアでの事業を継続すると述べています。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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