スーダン、軍事クーデター記念日にインターネットを遮断

スーダン政府は、軍事クーデターの記念日に数万人が抗議する中、10月25日の大半の時間、インターネットを遮断しました。

昨年10月に軍事指導者Abdel-Fattah Burhan将軍が権力を掌握して以来、流血の抗議行動が同国を襲い、民主主義体制構築に向けての努力を壊しました。その当時も、インターネットは遮断されました。

「携帯電話事業者のZain、Sudatel、MTNは、UTC7時50分から16時15分(現地時間9時50分から18時15分)の間ダウンした」と、Kentikのインターネット分析ディレクター、Doug Madory氏は今週の障害について述べています。

抗議者たちは宮殿から1キロ以内に近づいたものの、催涙ガス、スタングレネード、水鉄砲を振りかざす治安部隊に押し戻されました。スーダン医師団中央委員会は、軍のトラックに轢かれて少なくとも1人が死亡したと主張しています。

「インターネットを遮断し、橋を閉鎖しても、軍が退陣するまで圧力をかけ続ける」と、21歳の大学生、Salah Abdallahさんはロイター通信の取材に対しこのように語っています。

デモ参加者は、「権力は国民のもの、軍は兵舎にあるもの 」と唱えています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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