エリクソン、2022年末までのロシア人従業員の解雇を準備
400人のロシア人スタッフが解雇される予定
Ericsson(以下エリクソン)のCEOであるBorje Ekholm氏は、エリクソンのロシア市場からの撤退に向け、同社のロシア在住のスタッフに年内の解雇を通告しました。
Mobile World Liveによると、Ekholm氏は電話会議の席上でこのように述べたといい、400人の従業員が余剰人員となることが決定したといいます。
エリクソンの撤退は他の多くの企業に続く動きです。競合のノキアもロシアのウクライナ侵攻を受け、今年中の撤退を視野に入れています。
Ekholm氏は、「我々は彼らに秩序ある撤退プロセスを説明した、そして彼らは今、2022年末までに段階的なアプローチで我々の組織から去ることになった」と述べています。
この電話会議は、エリクソンがロシアにまだハードウェアを提供していると非難されたわずか数日後に行われました。エリクソンは、スウェーデンのメディアから出たこの報道に対して、ロシアの顧客にはソフトウェアと技術サポートを提供しているだけで、ロシアがウクライナに侵攻して以来、同国の携帯電話会社には通信キットを一切販売していないと反発していました。
エリクソンは、ロシアのウクライナ戦争に即応して、2月下旬に同国での事業を停止しましたが、完全に撤退するまでは、ロシアにある顧客をサポートする契約上の義務を果たしているといいます。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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